6月定例会が始まりました

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6月定例会が始まりました。

前回の3月定例会は初めての定例会だったため、全体の流れを把握するのが大変でした。

皆さんにも、どんなことが行われているかを知っていただけたらと思いますので、今回は市議会の流れをお伝えします!

市議会には、定期的に開かれる定例会と、必要がある時に開かれる臨時会があります。
橿原市の場合は、定例会を3月・6月・9月・12月の、年4回開かれています。

市長が「話し合って欲しいことがあるので、議員の方々集まって下さい」という「招集」が、議会の1週間前にあります。
その後、数名の議員で構成される「議会運営委員会」が開催され、日程について検討します。

実際の定例会の流れです。
定例会初日、審議する議案があがってきます(議案の上程 じょうてい)。議案の説明と、それをどの委員会で審議するか(議案の付託 ふたく)が行われます。
これが定例会初日の内容です。

その後数日間、委員会が行われます。だいたい、午前と午後にひとつずつ委員会が行われます。
橿原市議会では、4つの常任委員会(総務・文教・厚生・建設)があります。
それぞれの専門分野の議案を審議します。議員はいずれかの委員会に属しており、私は厚生常任委員会に所属しています。
それぞれの委員会で、議案について理事者(説明側として出席する行政の職員)や市長へ質問をします

また、その時々の重要な案件については、別に特別委員会を設けて審議することがあります。現在は「議会改革特別委員会」「市庁舎建設事業等に関する特別委員会」「県立医科大学・附属病院を核としたまちづくりに関する特別委員会」「市スポーツ施設の活用及び整備などに関する特別委員会」があります。これらの委員会は、議長・副議長以外は全員委員となっています。(委員会の場では議長・副議長はいますが、話し合いに直接参加して質疑や要望はしません)
私は「県立医科大学〜特別委員会」の副委員長をつとめています。

他に「予算特別委員会」「決算特別委員会」が必要に応じて設置されます。

初日・一般質問・最終日は「議場」と呼ばれる階段状の部屋で「本会議」として開催され、
それ以外の委員会は委員会室という一般的な会議室のような所で行われています。


委員会が終わると、次に「一般質問」という日程があります。
こちらが、定例会の中で審議されている議案と関係なく、議員が自分の聞きたいことを行政側に質問し、要望を伝えたりすることができます。

議員1人の持ち時間は1時間です。普段から取り組んでいる問題、その時々で市民の気になっている問題など、さまざまなテーマの質問や理事者の答弁を聞くことができます。一般質問は希望する議員がするもので、定例会初日に質問したい意思を伝えることになっています。

最終日。
本会議場で、委員会で審議された内容について委員長から報告されます。
委員会の中で決まった可否と違う意見をもつ議員も、この場で賛成討論、反対討論をすることができます。そして、議員全体での採決をとります。

そうして定例会は閉会します。

これらの様子は、全てインターネット中継と、後日(1週間後くらいから)録画を見られるようになっています。
橿原市議会インターネット配信

それ以外に「全体協議会」と呼ばれるものがあります。
これは、議案とは関係なく、理事者の方からその時々の案件について説明を受ける場です。
インターネット中継はされていません。
今回は、4月から始まった市立幼稚園の3歳児(3年)保育の状況や、新型コロナワクチンの接種などの説明を受ける予定です。


私は今回も一般質問する予定です。

こういった市議会の内容、日程、中で審議される議案や一般質問の内容は橿原市のHPでも見ることができます。

今回の定例会、日程の半分が終わりました。
内容については、別にまとめたいと思います!!