3月議会振り返り その2 実現した施策を紹介!

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令和7年3月議会の振り返り その2。

私の質疑・要望、また実現した施策などを中心にまとめています。

予算特別委員会から

不登校のお子さんへも、給食費の無償化の恩恵が受けられるように要望しました!

今年度、市立小・中学校の児童・生徒の2学期3学期の給食費の無償化が実施されます。
その中で、不登校のために給食を停止しているお子さんに対しての支援はないことを指摘
現金給付による支援を行うよう要望しました。

給食費の無償化は、今までも、期間を限定して数回実施されています。
これは市立小・中だけではなく、国・県・私立の小・中学生及び、区域外小・中学生へも、市立学校の給食費と同額の給付金を支給する取り組みです。

橿原市の学校給食は、現在月4300円。物価高騰により、本来4850円のところを、550円は市が補填しており、これまでの給食費を維持しています。

しかし、小・中学校に籍はあるものの、不登校により長期欠席しているお子さんの中には、給食を止めているケースもあります。
不登校のお子さんは、各ご家庭で昼食の用意が必要です。

お子さんの為に仕事を辞めたり減らしたりしている家庭もあり、世帯収入が減ることも多いにも関わらず、今までの給食費の無償化の際も、そのようなお子さんは対象外になっていました。

公立小・中学校の児童・生徒以外には現金給付という形で支援を行っており、不登校のお子さんが支援を受けられないのは不公平であることを訴えました!


以下に矢追もとが過去に要望したもので、今年度から実現したものをまとめました!!

産後ケア事業
「通所型(長時間)」と「宿泊型(ショートステイ)」が追加されました。
私が産後ケア事業を提案した時から、宿泊を含むケアによって、産婦さんが体を休めることができる取り組みを要望していました。すでに実施している自治体もあり、やっと橿原市でも実現できました!

産婦健康審査(産婦検診)助成
産後2週間後と1ヶ月後に、出産したクリニックで行われる検診です。
すでに助成を行っている自治体もあるなか、橿原市はまだでした。

橿原市地域防災計画の改訂作業
今年度の事業として、改定する予算がつきました。
地域防災計画については、昨今の実情にあった改訂ができていないことを指摘していました。
今回の改訂で、近年の災害の教訓や最新の取り組みなどが反映できることを期待します。

災害弔慰金支給審査会の設置
残念ながら災害関連死される方がいらっしゃることから、迅速な支給に繋げるために、普段から審査会を設置しておき、有事の際にはすぐに対応できるよう要望していました。
今回関連の条例が制定され、設置されることになりました。

適応指導教室 虹の広場」の名称変更
虹の広場は、不登校の子どもたちを学習や遊びを通してサポートしている教室です。
かつて広く使われていた「適応指導」という名称は、時代の変化と共に相応しくないと考える方が増えました。
国も各自治体で名称変更を検討するよう伝えており、私も変更を要望していました。
この春から「教育支援センター 虹の広場」に変更されました。

学校の図書室の本の廃棄基準を定める
橿原市内の小・中学校の図書室の本には明確な廃棄基準が定められておらず、古い本や資料が多くなっている可能性を指摘していました。今年度から、廃棄基準を定めることが決まり、5月に各学校に内容が伝えられました。
また、廃棄本のリサイクルも検討し、資源循環課と相談するよう伝えました。

パートナーシップ宣誓制度
すでにこの春から実施することが明らかになっていましたが、4月1日から始まりました!
申請した同性パートナーの方々が、行政のサービスの中で家族としての手続きが可能になる他、民間企業でも家族に対するサービスと同等の対応をしていただけることがあります。

これから実現予定の施策
・健幸ポイント制度
・病児保育施設の増設 
まだ内容や時期があきらかになっていませんが、今後実施予定であることがわかっています!

以上ご報告いたします。