橿原市長選に対する私の考え方について

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本日15日(日)、橿原市長選挙が始まりました。

市の将来を決める大事な選挙なので、皆さんにも興味をもっていただけるとうれしいです。
投票日は22日(日)です。

私は子育て政策を前に進めるため、今回の市長選では、かめだ忠彦さんを応援いたします

その理由を、少し長くなりますが説明したいと思います。

出陣式を迎えて気合いの入ったかめだ忠彦さん

かつて森下さんが市長を務められていた2018年に「新本庁舎建設市民ワークショップ」があり、当時一市民として参加しました。

すでに分庁舎(ミグランス)が建設されており、事業費97億は20年間かけて払うことになっていて、今も返済中です。このため、あらたな本庁舎建設に納得していない方が多数いらっしゃいましたが、同じ場所での建て替えという前提で話し合って欲しいと市職員から促され、なんとか議論が始まったような雰囲気でした。

それ以前にも「市有施設について考える市民ワークショップ」に参加して、市の人口減少、施設の老朽化、維持管理費の増大といった課題を知っていましたので、本庁舎を新設することに不安が残ったのを覚えています。

分庁舎(ミグランス)はすでに建てられていて、事業費
97億は20年間かけて返済中です。
本庁舎は、一次避難先が決まり、年明けにも中の部署は他施設に引っ越し、来年中に解体予定。

また私は、子育ての相談窓口が分かりにくいことなど、橿原市の子育て政策に当事者目線が足りていないことに疑問を感じていました。そこで、私は市議に立候補することを決めたという経緯があります。

おかげさまでみなさんのご支持をいただき、2021年の初当選後はさまざまな子育て支援策を提案してきました。

亀田さんには市長として、真摯に私の意見を聞いていただきました。第二子以降の保育料無償化の実現の他、有機米・野菜の栽培促進と給食への利用は実現に向けて動いていただいています。

私も参加した、田植え体験のイベントにて。橿原で農業をする人を増やし、給食への活用で応援。こどものにも
地元産の安全な食材を食べて欲しい。

亀田さんは最初から、私と同じように、子育てや教育こそが人口減少する橿原市を支える大事な政策と考えておられます。

それ以前の市政で実現しなかった公立幼稚園での3歳児保育を始めたことは、大きな変化でした。また私立園で働く保育士さんへの補助金も創設されました。

こうした子育てや教育の予算を増やすため、亀田さんはハコモノ行政からの脱却を図ろうとしています。

橿原市は2055年までに公共施設の床面積を20%減らす計画を、平成28年に策定していますが、最近の人口減少をみると、その削減率では足りなくなる可能性があります。すでにある既存の公共施設を活用する「縮充」や、民間活力を利用した公共機能の維持が大切になってきます。

明石市や千葉県流山市など、先行する自治体は子育て政策などを進めて人口増加しており、遅れている自治体との差は開いていく一方です。亀田さんはこれまでやってこなかった子育て政策を前に進めています。この流れを止めることなく、先行自治体に追いつけるよう、さらに加速する必要があります。

このため、私は今回の市長選では亀田忠彦さんを応援します。

私は特定の党や団体に属するものではなく、市民に選ばれた代表の一人です。

初当選後、私は政策上の問題についてさまざま指摘してきました。その指摘を受け止めてくれたのもまた亀田さんでした。もし亀田さんが間違った方向に進みかねないと思ったら、いつでも声をあげるつもりです。

今回、こうして考え方を表したのは、あくまでも私の姿勢をお示しするためです。投票先を指定するものではありません。もちろん、同じ考えに立っていただければうれしいことですが、そうではない方の考えも私は尊重します。

橿原市をよりよいまちにするために力を合わせましょう!

そのためにもぜひ、投票に行っていただきたいのです。
今回は市議会議員の補欠選挙(辞職した議員の欠員分を補う選挙)も行われます。
期日前投票は、
分庁舎のほか、イオンモールでもできます。(投票可能な時間・曜日が場所で異なります。詳細は市のHPへ)

投票したことがないという方も、ご自身の1票を無駄にすることなく、みなさんやみなさんのお子さん、お孫さんの未来のために、ぜひ投票していただきたいです。


橿原市議会議員 矢追もと