昨年2月7日、皆様のおかげで当選させていただいて、1年が経ちました。
3・6・9・12月と、1年を通して4回の市議会定例会を経験しました。委員会は、厚生常任委員会に所属しましたが、保育、福祉、観光、スポーツなど内容は幅広く、たくさんの議案について審議しました。
また、「県立医科大学・附属病院を核としたまちづくり事業に関する特別委員会」の副委員長を務めました。
定例会の中では、議員が自由にテーマを選んで質問・要望できる「一般質問」があります。1人の持ち時間は1時間です。質問をするかしないかは議員の自由です。大体10人程度の議員が質問をしています。
データ集めや質問文章を練ることなど準備は大変ですが、自分の考えを伝え、市に取り組んでもらえるよう要望できる重要な機会として、私は一般質問に取り組んでいます。
防災、子育て世帯の移住定住の促進、子育て相談窓口、プッシュ式の子育て支援、新型コロナ対策、図書館の活用などについての質問を行い、市からは前向きな回答も得られました。
議会以外では人権審議会委員も務めました。昨年11月に行われた人権審議委員会では、委員として出席し、ヤングケアラー、こども食堂、LGBTQに配慮した子どもの制服、誰もが使いやすい公園などについて発言・要望しました。
さて、議員活動の中では、コロナ禍で残念な面もありました。市議会議員は、地域のこども園や小学校、中学校の入学式、卒業式や運動会に出席していますが、今年度は最少人数での開催のために、いずれも出席できませんでした。また市の行うイベントなどに参加する中で、課題などを探ることも大切ですが、そういった機会も大変少なかったです。
通常であれば、議会として他の自治体への行政視察も行われますが、コロナ禍に入ってからは行われていません。
そんな中、市議個人として「こども総合支援センター」「こども科学館」「歴史に憩う橿原市博物館」「市民活動交流広場」などを視察したり、現場に携わる方々のお声を聞く機会をもちました。
その一部をご紹介します。
そのほかにも普段の活動として、市民の方々から個別のご相談をお受けしながら、市に相談や要望をしました。相談は、メールやLINEのやりとりだけのこともあれば、直接お会いしてお話することも多々あります。
市長と面会を希望される方々にご一緒し、私からも市長へお願いをすることもありました。
コロナ禍ということで、どこに行ったか、誰と話したかなど発信には気を使うこともありましたが、常に感染には気をつけ配慮しました。
また、市議となると、普段から情報をキャッチしなければなりません。
朝、新聞を読み、気になる記事には付箋をはって残しておきます。
最近は新型コロナウィルス関連の記事や、少子化問題の記事などが気になっています。
SNSでは、公式LINEアカウントで登録者に定期的な情報発信を行っています。また、ご相談ご意見なども、このLINEを通していただくことが多いです。他に、Twitter、Facebook、インスタグラムもやっていますが、Twitterの情報発信を一番こまめに行っています。毎日奈良県の新型コロナの感染者数をツイートしている他、日々の活動や市の動きなどの情報を発信しています。
SNSの発信には、意外と時間がかかるので、どの媒体も同じくらい手間をかけられず申し訳ありません。
さて、個人的なことになりますが、普段は主婦として家事や子育てにも忙しい毎日です。
昨年は、市議の仕事と家庭をどう両立させるかも、個人的には重要なテーマでした。
また、子どもは小学校から帰ると「放課後児童クラブ(学童保育)」にお世話になっていますが、来年度はいち保護者として、そちらの役員をさせていただくことになっています
そういった場面でも、橿原市がより子育てしやすいまちになるために何が必要かを考える機会がいただけると思います。
仕事と家庭の両立は、色々試しながら、よりよい方法を模索中です。
3月1日からは、橿原市議会の3月定例会が行われます。
市議のお仕事も2年目。オンラインで市民のお声を聞ける機会を設けたり、情報発信などにも新しいチャレンジをしていきたいと思っています!
どうぞよろしくお願いします!