新型コロナウィルスワクチン接種について、橿原市の現在の状況

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2月25日現在で、市から説明を受けている「新型コロナウィルスワクチン接種」に関する情報をまとめました。
医療従事者の方々へ、一番最初に接種されるというニュースを目にした方もいらっしゃるでしょう。
「私たちはいつなの?」という疑問に、現在わかっていることをお伝えします!
注・接種自体はあくまで任意です。強制ではありません。接種されない方や、まだ接種を受けられない方への差別や排除がおきないよう、ご理解をお願いします。)

①一般市民の方への、ワクチン接種の順番と流れは?

高齢者(65歳以上) → 持病のある方 → 一般市民(16歳以上)の順です。
また、高齢者の後で高齢者施設で働いている方にも接種する方向で進めています。
ワクチンは2回接種し、1回目の接種から3週間あけて2回目を打つことになっています。

厚生労働省HPより

高齢者(令和3年度中に65歳以上になる方)については、3月下旬頃から接種券が送付されます。接種会場への移動支援として500円分のタクシーチケットが4枚同封されます。

実際の接種は4月中旬以降になる見通しです。
接種券は対象者全員に送られますが、最初から全員分のワクチンが確保できているわけではありません。また、予約の集中を防ぐため、一斉ではなく逐次送られることになるようです。

ワクチンの確保状況に応じ、予約受付→接種が進められることになります。

その後、16歳以上の一般市民(持病をお持ちの方を含む)に接種券が送付されます。
持病がある方は自己申告してもらう、という方向性を国が示しています。
持病(基礎疾患)とは、以下のような病気です。

厚生労働省HPより


(注)国の方針で、16歳以下のこどもへの接種は行われない予定です。こどもに接種した場合の治験データが少ないことと、新型コロナによる重症化のリスクがこどもは低いことが理由です。今後こども向けのワクチンが承認されたら、接種できるようになるかもしれません。

しかしながら、ワクチンがすぐ潤沢に入る予定とはいえない状況なので、当初5月上旬頃からか?と言われていた一般の方への接種券の送付時期は、現在はっきりと言えない状況です。
接種券が届いても、すぐ予約できる訳ではないので、こちらも送付に一定期間をかける可能性があります。持病をお持ちの方へ優先して接種できる手続き方法については、現在市が検討中です。

②ワクチンの接種場所は?

・万葉ホール
・市保健センター

こちらの2カ所です。今回使われるファイザー製のワクチンは、マイナス75度以下で保存するため、専用の低温冷凍庫が必要です。市内の各診療所ではそうした設備を備えるのは難しいため、市が用意した低温冷凍庫で管理します。今後、もっと管理がしやすいワクチンが承認されれば、市内の診療所でうけることも可能になるかもしれないとのことです。万葉ホールは医大に近いため、接種後に副反応があっても早く対応できるメリットがあります。

③疑問を問い合わせできるの?

市民の質問や疑問にお答えするコールセンターが、3月中旬ごろから開設されます。また、先日新しくできた市の公式LINEアカウントを通しても問い合わせが可能になります(現在は準備中です)。

④いつ頃までに、対象者への接種が完了するの?

確保できるワクチンの数や、会場に入れる人数、接種を担当する医師の数から、接種を希望する対象者にワクチンを接種し終わるには、令和3年度いっぱいかかるともいわれています。
物理的な限界があるため、接種券が届いても、すぐ予約ができない、ということもありえます。
夏までに接種が終わり、夏休みにはコロナを気にせず出かけられる?? などお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし現状では、そこまでのスケジュールは難しいようです。また、在宅医療を受けている人の接種の方法など、まだ決まっていないこともあります。

まちの診療所でも気軽に接種できるようなワクチンが承認されれば、もっと早くワクチン接種がすすむと思いますが、まだ先のことははっきり見えない状況です。


⑤まとめ
今回は、今後のおおまかなスケジュールをお知らせしました。
ワクチンの確保状況などによって、時期や手続きなどが今後変わる可能性もあります。
橿原市では「新型コロナウィルスワクチン接種事業本部」と「ワクチン接種対策室」を設置し、ワクチン接種事業に取り組んでいます。今後、変更や新しい情報が入りましたら、分かりやすくみなさんにお伝えします。

以下のサイトも参考にしてください。
厚生労働省HP 新型コロナワクチン接種についてのおしらせ
橿原市HP ワクチン接種関連情報(まだ準備中の部分も多いですが、準備が出来次第情報があがると思います。市の公式LINEアカウントも、このページから登録できます。)