先日「橿原の学校給食を考える会」さんのイベントに参加してきました!
今回のテーマは「しめ縄づくり」。
その前に、ウコンの収穫も行いました。
「橿原の学校給食を考える会」さんは、ここ数年「カレーライスを一から作る」というイベントを開催されています。
今年は例年ほど大体的ではないものの、数組のご家族が参加されていました。
上の写真は、一昨年に私たち家族が参加した際のもの。
学校給食についての取り組みは、以前の記事でもご紹介しました。
できるだけ地場産で、安全な材料が給食に使われて欲しい。
そして子ども達には、その作物がどのように育っているのか、経験を通して身近に感じていて欲しい。
活動にはそんな願いが込められているそうです。
コロナ禍ではありますが、小さくとも活動が続き、また落ち着いた時にたくさんの子どもが来てくれるといいですね。
このようなイベントを通して、子どもたちが自分たちの食べているものに興味を持ったり、農作業の大変さや楽しさを感じてくれたらいいなと思っています。
さて、私も実家は田んぼに囲まれた田舎でしたし、田んぼや畦道で遊んだ経験は今でもいい思い出です。
橿原には農地もありますし、少し行けば自然も多いですが、必ずしも身近に親しめるわけではありません。
親や近しい身内などが田んぼや畑をやっていなければ、なかなか農作業に親しんだり、野菜が育つ過程を見たりする機会は少ないと感じます。
ここでひとつのデータを紹介します。
株式会社NTTデータ経営研究所による、首都圏や政令指定都市に住む6歳未満の子どもをもつ親を対象にした「子育て環境意向調査」。
それによると、
子どもの自然体験不足を認識している親は、全体の約3分の2。
地方へ移住・転職をしたい、との回答は、41.2% 。
「地方への移住・暮らしを紹介するイベント等で、参加してみたいもの」を聞いたところ、最も回答が多かったのが
「自然の中でのあそび体験会、子育て環境の体験会」で約 5 割。
「地方で開催されるおまつりなど (34.3%)」
「地方で開催される農業体験、自然体験会(29.7%)」
とのこと。
橿原は、買い物も便利で、ほどよい自然環境もありますが、ここに、移住者も参加できる自然・農業体験が加われば、より魅力的な移住先になるのではないでしょうか。
土地や畑はあるけれど、手が足りない・高齢化で手が廻らない方などと、自然体験したい若い方・子育て世代を繋ぐような仕組みもあればどうでしょう?
コロナ禍であっても、いつもどおりスーパーに食品が並ぶのを見て、改めて生産者に感謝した方も多かったのではないかと思います。
特に人の移動が少なかった緊急事態宣言時は、地元で生産されているものがあることに安心感を覚えました。
自分の食べている物に興味を持って知ることや、支えていくことが、もっとできるといいなと感じています。