わたし 橿原市議会議員の 矢追もと の4年間の実績をまとめた冊子ができました
まだお読みでない方にぜひ読んでいただきたい、みなさんへの報告書です
なぜ市議になろうと思ったか
わたしは2010年に広島市で長女を出産。2014年には夫の異動で引っ越しした橿原市で長男を出産し、このまちに永住することを決めました
2018年には自分が悩んだ経験から「橿原で子育てする人の役に立ちたい」と子育て支援団体を設立
さらにその翌年、「市民目線や子育て世代の声でまちを良くしたい」と市のまちづくりワークショップに参加したのです
初めて知った現実
そこで、人口減による公共施設の縮小や、高齢者を支える現役世代の減少といった、市が抱える課題を知りました
一方で、市の魅力になるはずの子育て支援や若者向けの政策に物足りなさも感じました
ピーク時に13万人近くあった橿原市の人口は大きく減っています。少子高齢化と同時に目立つのが、子育て世帯の流出です。自分の住むまちを「子育てしやすい」「もう1人産みたい」と思えるかどうかは、子育て世代にとって大切です
2021年に初めて市議選に立候補
そこで、わたしは4年前に橿原市議会議員に立候補しました。子どもを育てる親として「この状況を黙って見ているわけにはいかない」と思ったからです
みなさんのご支援で、わたしは4年間市議として活動する機会をいただきました。まったくの素人でした。でも「選んでいただいた方々に恥ずかしくない仕事がしたい」と思いました。そこで、国内外の先進事例や最新の国通知、法律などを勉強。そして、橿原市を少しでも前に進めたいといろんなことを提案してきました
市議になっていろいろと提案!
市議会の一般質問は一度も休まず、4年間で16回登壇しました
子育てもしながら、事前の勉強や市側の現状聞き取りなど、準備はとても大変です。自分の活動や経験、まちの現状分析を踏まえ、子育て世代の声を行政に伝えてきました。さらに学生さんや中高年の方、いろいろな団体の方からもご意見をうかがいました。そうやって得られたさまざまなアイデアを行政に提示してきました
どんなことが実現したのか
例えば、橿原市の地区別の保育施設定員数と地区別の若年層人口を調べました。すると、明らかに市の北部に保育施設が少ない。さらに、若年層人口あたりの待機児童数も多いことがわかります。こうした点を訴えた結果、市側が誘致に動いてくれました。この春から「市北部に新しい小規模保育事業所が3カ所新設」されることになりました
また、「2人目が欲しいのに、保育料の負担が気になる」というお声を聞いたことが、「第2子以降の保育料無償化」の提案と実現につながりました
「自習室がほしい」という真剣なお声を聞き、かしはら万葉ホールに初めて自習室を実現することもできました。若い人が一生懸命に勉強されている姿を見ると、とてもうれしい気持ちになります
このほかにも
「市立こども園でのおむつサブスク」
「産後ケア事業の実現」
「防災備蓄品に携帯トイレを装備」 など50以上の提案を実現しました
橿原市はもっと良くできる!
現役の子育て世帯として、子育てはもちろんのこと、防災、人権、図書館施策など、幅広い分野に取り組んできました。確かに問題は目の前に山積みです。でもあきらめずにやれば、このまちをもっともっとよくできるはずと信じています。わたしは橿原市を「子育て世代が流出するまち」から「子育て世代に選ばれるまち」にしたいのです
橿原市の子育て支援をさらに進め、子育て世代が増えれば、まちに活気が出て、まちづくりに投資できる予算も増やせます。
若者からお年寄りまで。「誰もが安心して暮らせる持続可能なまち」をみなさんとつくりたいのです!
わたしはみなさんからの報酬で仕事をさせていただく市議です。少し文章は多めですが、報告書を作らせていただきました。ぜひ私のホームページからご覧いただき、ご意見やご感想をいただければうれしいです
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