子育てに必要な 場所・情報

|

昨日は小綱町の会場でお話会を開催しました!

参加者の方より
他の自治体の子育て支援の例として、地域の保育園で毎週一回の園庭開放と、まだ外遊びできない乳幼児のための「あかちゃんルーム」の開放があってよかった、という話がでました。

あかちゃんルームでは、園長先生らしき人や保育士さんがお母さんのそばに来て、一緒に赤ちゃんを遊ばせながらおしゃべりができ、気になることを気軽に相談できたりしたそうです。

初めての育児は、分からないこと・不安なことがあるのが当たり前。
今はネットでも色々調べられますが、反対に情報が多すぎて、不安をあおられてしまうことも多いです。

子育て中の、ちょっとした疑問、質問、悩みを、あったかい環境のなかで気兼ねなく話せる場があるというのは本当にすてきだなと思います。

他には
「小学校で家庭教育学級がなくなってしまったけれど、講演など、いい話が聞ける機会だったので残念。」
「でも今のお母さん達は、こどもが少し手を離れたら仕事をしているので、そういう機会がなかなかもてない。」

という声がありました。


また

「とてもいい話を聞けても、たいてい子育てに関する話を聞くのはお母さんがほとんどで、夫とその内容を共有できないのがつらい」という話には、全員が大きくうなづきました。

「いい話だったと思っても、後で自分が夫に話すのではうまく伝わらなくて、気持ちや情報をうまく共有できない。」

「アレルギーやこどもへの具体的な対応のことに対しては、本当は母親だけでなく夫や義理の両親にも聞いてほしい。でもなかなかそうできず、自分とまわりの家族での温度差を感じる。」

など・・・

そういう状態では、せっかく家族がいても、1人で子育てを頑張っているような気持ちになりやすいと思います。

今はたくさんのお母さんが働いています。

ここ数年で、家事・育児は夫婦で分担する考えが浸透してきました。しかし、まだまだ女性側に子育ての比重は重くのしかかっていますし、子育てに関する情報を入手するのも女性側のことが多いです。
夫がこどものことを学ぶ機会や、他の親子とのコニュニケーションも少なめです。


お母さん達は、仕事・家事・育児、たくさんのことを抱えています。

・子育て中の不安や悩みを普段から受けとめられる、あたたかい環境つくり
・男女の隔てなく、子育ての情報が得られる機会や仕組み作り

は、今後必ず必要だと考えています。