まちの中に「自習室」は不必要?

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みなさんは、橿原市立図書館は自習が禁止なのはごぞんじですか?

図書館内の座席は、図書館の資料を使っての調べ物や、本を読むためのもので、自分で宿題や参考書を持ち込んでの勉強はできません。

そういった方が増えると、純粋に本が読みたい方の席がなくなってしまうそうです。
確かにそれは困りますね。

では、自習できるスペースはいらないでしょうか?

みなさんのお話しを聞いていると「自習できる場所がほしい」というお声がかなりありました。

「兄弟がいると、さわがしくてなかなか家でゆっくり勉強できない」
「気分転換でき、集中力も上がる」
「他の方も静かに学習している中で勉強することで刺激にもなる」

わかります。

家にはテレビや漫画などの誘惑もあるし、家族がバタバタしていては落ち着かないこともありますね。

社会人だって、資格取得のために勉強したいって方もいらっしゃると思います。

以前、長野県伊那市を訪れた時、自習室を見かけました。
生涯学習センターや飲食店、書店などが入った駅前の複合施設の中にあり、夏休みだったこともあって、たくさんの方が勉強されていました。

私は駅前や、図書館のある万葉ホールなどに自習できるスペースがあるといいなと思っています。

学習スペースがあることで、市民の学びを応援することができます。

若い世代やレベルアップしたい人を応援したい、それが当たり前のまちであって欲しいなと思います。


お知らせ
🍀現在、現在大和八木駅前の「ナビプラザ」4階にある男女共同参画広場「ゆめおーく」のテーブルスペースで自習ができるよう開放されているそうです。ただイベントなどがある日は使用できません。詳しくはゆめおーくにお問い合わせください。しかし席数もまだ十分ではなく、やはり自習専用の場所が必要だと思っています。

🍀橿原市の図書館は、万葉ホールの空調設備と外壁工事に伴って

令和2年12月1日~令和3年3月31日まで

休館となります。かなり長期間のお休みです。休館前に読書の秋を楽しみましょう!