6月定例会前半まとめ その2


議会改革特別委員会

現在、災害時に議員がどういった行動をとればよいかをまとめた「橿原市議会災害時行動方針」を作成途中で、その案についての説明がありました。

また私からは、議会のインターネット中継映像を議員が個人利用できるようにすることと、議会中継をYoutubeでの配信に変更すること、2点の検討をお願いしました。より市民が議会を身近に感じられ、情報に接しやすい環境にすること、またYoutubeの利用でコストダウンができないかと考えています。

今後デジタル戦略課などと連携し、議会事務局で検討してもらい、次回の議会改革特別委員会で再度話し合われることになりました。委員会後デジタル戦略課へ今後の連携についてお願いしました

低コストでなおかつ市民に身近な議会作りができたらと思います!


市庁舎建設事業等に関する特別委員会
この委員会での内容が、テレビや新聞でも取り上げられましたので、ご存知の方も多いかと思います。


まずこの委員会の流れとして、3月定例会の中で亀田市長が、計画が進められていた本庁舎の建て替え計画について一旦白紙に戻し、再考するという態度を表明されました。

理由は当初、「9500㎡」で「57億円」という計画であったものが、地盤の軟弱さが明らかになった対策費用と、外壁塗装の中にアスベスト(崩壊や解体がなければ害はないとのこと)が含まれておりその除去費として、合計12億円の増額が明らかになったためです。

また、亀田市長は3月に「財政危機宣言」を出しており、コロナによって財政が逼迫している状況での本庁舎建設は見直しが必要との考えでした。

現在の本庁舎は耐震性がなく、本庁舎機能を今後どう維持するのか?が課題です。

今回の委員会では、亀田市長は今の本庁舎にある機能を既存施設に分散させる計画を提案。現時点でのスケジュールや概算の資料も出されました。万葉ホールと隣の中央公民館分館を改修して本庁舎の機能を移転するプランです。本庁舎の解体費用などとあわせて概算事業費は20億円という説明がなされました。

これと同時に、「免震構造を耐震構造」に変更し「市がリクエストした機能」を減らして、57億円でおさまるプランに変更した現在の位置での建て替え案の資料も出されました。

午前中のみの予定だった委員会ですが、資料を読み込む必要もあるため、急遽午後からも引き続き開かれることになりました。

現時点での建て替えに賛成する委員からは
・すでにこの計画に税金が使われているので無駄になる
・本庁舎の建て替えのため用地買収に協力した市民がいる
・分散であっても概算事業費を見るとさほど予算の減額になっていない

との声がありました。

分散に賛成する委員からは
・57億に減らした案は、当初の内容と全く違うものになっている
・ミグランスなど、活用できる施設がまだあるのではないか
・引っ越しの期間をもっと早めることもできるのではないか

といった声がありました。

市長は「コロナという大きな出来事があり、一年前には誰もが予想しなかった状況になっている。本庁舎の位置は一度建てたら簡単に変えることはできない。今議論できる機会を与えてもらえたと思う。もしミグランスがなければ、コロナであっても建てなければと思っていたと思うが市民の窓口としての分庁舎はすでにある。また本庁舎の場所は立地がよい。もっと賑わいを生むような場所として活用できると考えたら、この土地を貸すことでの収益も生まれる。」との考えを示しました。

最後に現時点での委員の意思表示を行い、市長の提案する分散の賛成者は9人反対は10人という結果になりました。


財政が厳しい状況で新しい本庁舎にお金をかけるのではなく、既存の建物を利用する事で市民のために使えるお金が増えるのであれば、私は検討して欲しいと思い、現時点で賛成としました。
ただし、現地での建て替えと分散案を正確に比較するための資料が十分でなく、市民にわかりやすく伝えるためにも次回の議論までに作成するようお願いしました。

ライフイベントや生活相談で市民が訪れる機会の多い部署はミグランスにあり、本庁舎には市民来訪の比較的少ない部署、市長の執務室、私たち市議会が使用する議場、委員会室、議員控室などが入っています。

既存施設の利用といった意味では、今年度中央公民館が元の水道局をリニューアルして運用を開始しました。公共施設は増えるとその維持管理にも費用がかかります。今後は適正に減らしていく努力が必要と言われています。本庁舎もその一部としてもう一度考えてみる価値はあるのではないでしょうか?

 旧水道局をリニューアルした新しい中央公民館