「頭と体を使ったゲーム遊び」とは?

※画像は昨年のものです 現在はマスク着用でおこなっています。



以前、私が行っている活動のひとつ「めめちゃんの演劇あそび」についてご紹介しました。

その他にも、私が演劇経験を活かしてこども向けに行っている活動に

「頭と体をつかったゲーム遊びの会」があります。


先日14日もその活動日でしたので、どんなことをやっているかご紹介したいと思います。


この活動は昨年、私の娘の同級生(現在小学4年)を誘って試験的に始め、今年度から本格的な会として開始しました。
こどもに教えたことはなかったので、いろいろなことを試しながら今の形になっています。

行っている内容は、「シアターゲーム」と呼ばれるものを中心に、ジェスチャーゲームや朗読など、気軽に演劇に触れられる内容です。なので演劇教室ではなく「頭と体を使ったゲーム遊び」と読んでいます。

「シアターゲーム」というのは、演劇の稽古でウォーミングアップとして取り入れられているもので、リラックス効果・コミュニケーション力や発想力・集中力を高めるような効果があります。



内容はシンプルなものから、難易度の高いものまで色々あります。

そんなゲームのひとつで「数を数える」だけの簡単なものをご紹介しましょう。


円になって、全員三角座りをします。
そして、誰かが「1」と言ったら、次に誰かが「2」、そして「3」「4」・・・というふうに、みんなが数をひとつずつ数えていきます。


ポイントは、順番や合図を予め決めたりしないこと。誰がいつ言うかはわかりません。
誰がどの数を言ってもOKですが、誰かと同時に言ってしまったらダメで、その時は「1」からやり直します。
おしゃべりもダメなので、とにかく周囲の様子を伺いながら数を言っていきます。
もちろん決まった人ばかりが言ってもダメ。全員が参加しなくてはいけません。


まずは「10」まで数えることを目標にして、できたら「30」「40」と増やしていきます。

子どもは元気なので、「1!」「2!」「3!!あ〜〜失敗!!」と声を上げながらワイワイ始まります。しかし、だんだん数が大きくなっていくと、自然と集中してきます。


演劇というのは、舞台に上がるとやり直しはできません。やり遂げる集中力が必要です。また独りよがりではできません。みんなで一つのことを完成させるチームワークも必要です。

誰かがミスをしても、それを見ている人からは分からないようにする、とっさの機転も必要です。
他に、声や指差しを行うゲームではしっかり相手に伝える力を、ジェスチャーなどが必要なものはイメージを伝える力や普段の体の動きを客観的に見る力を養います。

こういった要素は、チームスポーツなどでも役立つものだと思います。

最後には毎回、チームに分かれて発表する課題に取り組みます。ジェスチャーゲームや朗読などです。発表の後には、みんなでよかった発表について話し合います。それ以外のチームにも、もっとこうすればよくなる、と言ったようなアドバイスをしあいます。

回を重ねるにつれ、難しい内容にチャレンジしていますが、とても積極的に取り組んでいますし、批評の内容も的を射ており、私も驚かされることが多いです。

演劇が身近になることはもちろんですが、シアターゲームや、発表・批評を楽しむことを通して、コミュニケーション力や発想力、発表を構成する力、自分を魅せる力を養って欲しいと思っています。

まだまだ私も発展途上ですが、今後も体験してくれる子どもを増やし、また、大人にも気軽な演劇体験をしてもらえるワークショップを開くのが私の今後の夢です。

みんな積極的! ※昨年開催時の写真です。現在はマスク着用で行っています。