子育て支援でまち全体が元気になれる?

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少し遅くなりましたが、8日に行ったお母さんたちのお話し会で出た話題についてご紹介!!

「橿原に越してくる前にいた自治体の方が、子育てしやすかった。」

「比較的人口の多い前の自治体では問題なく保育園に入ることができたので、橿原は大丈夫だろうとたかをくくって引っ越したところ、全然保育所に空きがなく、働けなくなってしまった。」

「天理のコフフンや、桜井のひみっこパークなどのように、橿原にもこども連れを呼び込めるような施設ができたらいいのにな・・・」


そんな意見が聞かれました。

ただ、橿原市は都会すぎず、田舎すぎず「ちょうどいい便利さ」があるので助かる、という声も多いです。
買い物に行ける場所も多く、近くに自然もある。大阪や京都へのアクセスもいい。

なのに、他の自治体の方が子育てしやすかったというのは、橿原に住んでいるものとして本当に残念ですよね。


子育て世代が「橿原で子育てしたい」と思ってもらえる支援や環境があるかないかは、とても大切です。

さて、子育て支援を打ち出しても、子育て世代以外の方には何にもメリットがないじゃないか、というと、そうではありません。
子育て世帯が橿原市を選んで移り住んでいただければ、まち全体の人口が増え、市の税収も増え、様々な政策が打てる予算も生まれますし、新しい施設ができたりと、まちに活気が生まれます。

子育て支援をすることが、まち全体の活気につながるのです。

子育て世帯というのは、1人目や2人目のこどもの妊娠・出産をきっかけに「少し広い家にうつろうか」と、お引っ越しをされることがあります。

独身、または二人暮らしの時には、仕事場が近い都市部がよかったけれど「買いやすい価格帯の物件がある」「一戸建てに住める」「こどもをのびのびと育てたい」といった理由で、周辺のベッドタウンにお引っ越しされるといった方が少なくないのです。

その時に橿原市を選んでもらえるか。

今、子育て支援を打ち出して人口増に成功している明石市も、こういった方法で人口を増やしているのです。

いつか、私も子育て世代ではなくなりますが、ずっと住み続けたい橿原市にする為にも、子育て支援は大切なのです。